食べることは生きること
住む国がベトナムで良かったと思うことのひとつにベトナム料理が最高に美味しいことがあります。
こういうのあまりにたくないなという方はお引き取りを。
そんなグロイ写真は無いですが念のため。
ベトナムに来て、丸焼きとか丸一頭とかで売っている肉をよく見る。
これはDUCK
やわらかくてうまい。
というか日本みたいに
こういう感じで売っている肉を見たことがない。
きのうも鶏食べますか?
と言われて上司と買いに行きました。
私はやはり日本人。
行きますといった瞬間に頭に浮かんでいた鶏は上の写真のようなものだった。
しかし、到着した店の雰囲気からして明らかに上の写真のような鶏肉ではないと察した。こけこっこーって結構鶏おるやん。
これは・・・・・丸焼きやんな。
アルミホイルに包まれて出てきた鶏はめちゃめちゃいい匂い。
家に帰るまで待ちきれない衝動を抑えて午後を過ごし、夜8:00帰宅。
もらった袋を開けてみると
うわーーーーん
顔ついてる
顔ついてる
顔ついてるやーん
しかもちょっと持ってみたら、生き物抱っこする感覚(どんな感覚やねん)
なんか温かみがあるというか、生きているという感じのぬくもり?(若干まだ温かかった)が伝わってきて、うわーんってなった。
生き物やん。(当たり前www)
これ、私、さばかなあかんねんな。
(もうここまで調理してる状態でさばくという表現は間違っているけどな)
食べるためには、切らなければならない。
ということで、まず足からとってみた。
次は手。手羽先はなれたもの。
途中、空耳で鳴き声聞こえて、ひとりビビッてうわー!!!!!とか言いつつ、いやいや鳴くわけないやろwwwとかひとりで突っ込みながら解体。
ほんまに日本のスーパーってすごい
同じ部位ばっかり同じような大きさに切ってきれいに並んでるもんな。
こんな鶏見たことない。
いつも食べてるやつと一緒のはずやのに、いつもどの部分食べているのかよくわからん。
切り方もわからんから超適当に半分に切る。
でもまだ首は取れずに戸惑っている。
ほんまベトナムで暮らさなければこんなことも考えんと生きてた。
日本で、実感として動物食べているという感覚がある人はいるのだろうか。
もちろんみんな頭では分かってるよこれは牛、豚、鶏ということは。
でも、つい最近まで生きてた生き物やとか、それを食べていかされているということをほんまにわかってる人少ないよな。
というかほんまにわかるという感覚は何なのか。
とにかく日本で生き物食べている感ないもん。
豚肉、鶏肉、牛肉を食べているという感じやん。
こっちは豚!鶏!って感じやん。
わからん
わからんわ。
これだけ頭つきの肉に接してもまだわからん。
ただ言えるのは食べることは生きること。
ほんま加工肉の偽装問題とか、この状態やったら絶対ごまかしきかへんし、解決よな。
加工するから変なん混ぜれんねん。
ってか、加工って言うてる時点でそれはもうちゃうもんやねん
鶏が鶏肉になって、チキンナゲットになってんねん
とにかく、たべることは生きること(何回目や)
もうちょっと自分が何食べているか興味持ちたい。
コンビニとか本間何かわからんで!!!!
ちなみに顔の食べ方わからんから、アルミホイルで顔かくして切ってすててもたー
(直視してきれず)
本間は、顔が一番おいしいとかなんかな。
だって鯛のあら炊きで一番おいしいの顔やん。
目のまわりがめちゃめちゃうまいやん。ほっぺの肉とかも普通にうまい。
そんな感じで鶏の顔回りもほんまは美味しいのかもしれないね。
トサカとかさ
トサカとかさ
トカサトカサ
でも食べる勇気なかった。ごめんなさい。そしてありがとうこけこっこー